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HSP(HSC)とは?

こんにちは^^

HSP/HSCのカウンセリング・整体、心と体・生き方が変わるライフチェンジケア・アドバイザーの堤です。


今日はHSPについてご紹介していきたいと思います。

HSPとは?


〇HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)=Highly Sensitive Person

Highly=非常に
Sensitive=敏感な
Person=人

「非常に敏感な人」、または「非常に繊細な人」と呼ばれることが多い

※通称「HSPさん」「繊細さん」「HSPの方」と呼ばれることが多い



〇HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)=Highly Sensitive Child

Highly=非常に
Sensitive=敏感な
Child=子供

「非常に敏感な子供」、または「非常に繊細な子供」という意味。
HSPの特性を持つ子供のことを指す。

※親がHSPとは限らない



①人口の約15%~20%が該当(約5人に1人)。
②病気でも障害でもない、生まれもった特性である。
③男女差は無い
④犬、猫、馬、鳥、ハエ・・等約100種類以上の生物に特性が認められている
→なおかつ約2割の割合は、約100種類以上の生物で一緒である


HSPの歴史

1996年にアメリカのエレイン・アーロン博士(Aron, Elaine N)
によって提唱された概念。

「ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。(原題:The Highly Sensitive Person)」

が出版され、大きな反響を呼びベストセラーになる。

世界中で翻訳され、日本では2000年に出版。

HSPの4つの特性

HSPは、以下の4つの特性を持っていると定義されています。

※一つでも当てはまらない場合はHSPではないとされています。


D:深く処理する(Depth of processing)

O:過剰に刺激を受けやすい(being easily Overstimulated)

E:全体的に感情の反応が強く、特に共感力が高い(being both Emontinaly reactive generally and having high Empathy in particular)

S:ささいな刺激を察知する(beinig aware of Subtle Stimuli)


※もし、以上の4つの特性が当てはまらずHSPでなかったとしても、
HSP自体は自己診断のため、HSPっぽい人である可能性があります。

HSPセルフチェックテスト

1. 分を取り巻く環境の微妙な変化によく気づくほうだ
2. 他人の気分に左右される
3. 痛みにとても敏感である
4. 忙しい日々が続くと、ベッドや暗い部屋など、プライバシーが得られ、
  刺激から逃れられる場所にひきこもりたくなる
5. カフェインに敏感に反応する
6. 明るい光や強い匂い、ざらざらした布地、サイレンなどの音に圧倒され
  やすい
7. 豊かな想像力を持ち、空想に耽(ふけ)りやすい
8. 騒音に悩まされやすい
9. 美術や音楽に深く心動かされる
10. とても良心的である
11. すぐにびっくりする(仰天する)
12. 短時間にたくさんのことをしなければならない時、混乱してしまう
13. 人が何かで不快な思いをしているとき、どうすれば快適になるか
  すぐに気づく(たとえば電灯の明るさを調節したり、席を替えるなど)
14. 一度にたくさんのことを頼まれるのがイヤだ
15. ミスをしたり、物を忘れないようにいつも気をつける
16. 暴力的な映画やテレビ番組は見ないようにしている
17. あまりにもたくさんのことが自分のまわりで起こっていると、不快に
  なり、神経が高ぶる
18. 空腹になると、集中できないとか気分が悪くなるといった強い反応が起こる
19. 生活に変化があると混乱する
20. デリケートな香りや味、音、音楽などを好む
21. 動揺するような状況を避けることを、普段の生活で最優先している
22. 仕事をする時、競争させられたり、観察されていると、緊張し、
  いつもの実力を発揮できない
23. 子供のころ、親や教師は自分のことを「敏感だ」とか「内気だ」と
  思っていた

引用:「ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ

もし質問に12項目以上当てはまったら、おそらくあなたはHSPである可能性があります。

該当する数が少1つか2つしかなくても、その度合いが極端に強ければHSPである可能性があります。


HSPのセルフチェックテストは
その時の体調や状況によって変わることもあります。

1ヵ月後や1年後にもう一度チェックしてみると
チェックの数が増えていたり、減っていたりすることもあります。



HSP3タイプ

※HSP/HSCプロデューサー皆川公美子さん考案
「HSPの3タイプ」


①感覚系
→五感(視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚)が敏感、第六感や直感が優れている
・五感の中では聴覚に敏感な人が多い。

その人が置かれている状況や体調によって、
感じ方が異なることがある(→慣れもある)。

・全てが敏感な人もいれば、
一つだけズバ抜けて敏感な人もいる。

・全てが敏感であっても、凄い音に敏感な時に、
匂いのほうには鈍感だったりすることもある。

・経験や環境によって、
今までは敏感では無かったのに敏感になったり、
逆に平気になったりすることもある。


②共感系
→人の気持ちに対して敏感。

・人の気持ちがすぐに分かってしまったり、
時には本人が自覚していない気持ちについても気づいてしまい、
それがゆえに苦労をすることがある。

・感覚系、共感系、洞察系の中では
共感系の強い人が最も多い。

・人の気持ちと自分の気持ちの間にある
境界線を引くのが苦手


③洞察系
→真実や本質を見抜くことが得意。

・「ものの道理」「真実」「本質」「底流にあるものごと」に対して
センサーが高い。
※ユーモアがある人も多い。

・小さい頃から難しいこと、哲学者のようなことを言ったり、
深い考察を示す。

・洞察系が強過ぎる人の中には、本質を伝えてしまうことで、
人の気持ちの地雷を踏むことがある。
→職場の上司に対して、HSPの共感系が強い人たちに対して。

※ワンクッション置いて伝えたほうが良いのに、
ワンクッション置かずに答え(正解)などを伝えてしまい、
それによって怒られたりしてしまうことがある。
(→そして、それが本人には何故だか理解できないことも多い。)



この3つの特徴は、全員が同じ割合で持っているわけではなく、
①、②、③どれが一番強いかは人それぞれ。


その人が置かれている環境下によっても変化したりする。
⇒同じHSPやHSSでも、それぞれのHSP/HSSの度合いの違いの他、
DOESに通じるこの感覚・共感・洞察系のそれぞれの度合いの違いがある。

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