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マルチポテンシャライト・HSP&HSS

マルチポテンシャライトとは?

マルチ・ポテンシャライトとは直訳すると、
マルチ=多く、ポテンシャル潜在能力を持つ=、アイト=人。

様々なことに興味を持ち、
多くの事をクリエイティブに探求する人のことを言います。

マルチポテンシャライトの中にはHSS型HSP(HSE)に当てはまる方も多く、

器用貧乏、
何かの専門家やスペシャリストではない、
ライフワークが見つからない、
飽っぽい、
何をやっても中途半端で自信がない、
一つのことに集中できない、
継続できないダメな人間、

そんな風に一度は悩む方も少なくはありません。

マルチポテンシャライトの強みは色んなこと、
沢山のことができること
であり、
大多数の人と比べると少数派かもしれませんが、

逆に、一般の方は色んなことや沢山のことをするのが苦手だったり、
一つのことをやることしか出来なかったりするので、短所は長所。

個人的には他の人にはない才能だと考えています。

マルチポテンシャライトが大切にしたい3つポイント

マルチポテンシャライトは
以下の3つを満たすことがすごく大切だと言われています。

①お金
②意義
③多様性

この3つのバランスは人それぞれで、
自分に合ったバランスを見つけていき、満たしていくことが大切です。

①お金

マルチポテンシャライトに限らず、
誰でも生活をしていく上で必要なものがお金です。

後述する②意義や③多様性が満たされたとしても、
現実問題①が無い厳しいことも沢山あると思います。

1つの仕事や1人で3つのお金と意義と多様性を満たす必要は
必ずしもありませんが、

この3つをバランスよく満たしていくのが、
マルチポテンシャライトが幸せに生きていくための大切なポイントです。

②意義

マルチポテンシャライト、そして、HSPやHSS型HSPの多くの人が、
ただただ収入を得たり、
目的のない作業をすることが好きではなく、
それによって仕事に影響が出て転職に至ったり、
体調に影響が出たり、

「何のためにやるのか?」

がハッキリしていないと、
モチベーションが上がらなかったり、
続けることが苦痛に感じたりすることがあります。

こちらも、1つの仕事や1人で満たす必要は必ずしもありませんが、
一般の人と比べると重要度が高いので、
人によっては①のお金よりも大切な要素であることがあります。

③多様性

最近ではダイバーシティという言葉も使われる様になり、
働き方改革によりニュースや職場でも幅広く使われる様になりました。

ウィキペディアでは「幅広く性質の異なる群が存在すること」。
「性質に類似性のある群が形成される点が特徴で、
単純に「いろいろある」こととは異なる」と記載されていますが、

マルチポテンシャライトにとって
すごく大事なことは変化があることです。

変化の度合いや頻度などは人それぞれ。

その人のステージや年齢、体力等によっても異なりますが、
この後紹介するマルチポテンシャライトの4つの型を参考に、

「どういった多様性があるのか?」

「自分自身はどれに当てはまるのか?」

を探求していただければと思います。

マルチポテンシャライトの4つの型(アプローチ)

①グループバグ型(アプローチ)
②スラッシュ型(アプローチ)
③アインシュタイン型(アプローチ)
④フェニックス型(アプローチ)


マルチポテンシャライトには4つの型(アプローチ)が存在し、
人によっては複数に型を持っている人や経験をされている人もいます。

※必ずしも一つだけの型にあてはめる必要はありません。



4つの型について1つずつ紹介をしていきます。

①グループバグ型(アプローチ)

グループハグ型(アプローチ)は、
一つの仕事の中で様々な分野にまたがる業務を行います。

世の中にある仕事には、
ある一つのことに専門性を発揮するものもあれば、
色々な分野にまたがりながら遂行する仕事もあり、

グループハグ型はその後者の方の仕事に就くというアプローチです。

具体例

例えば、一人で営業も販売も制作も経理も行う様な仕事をしていたら、
その人はグループハグ型と言えます。

個人事業主として一人で経営をされている方、
ベンチャー企業に勤めていてる型の中には
グループハグ型が多いのでは?と思っています。

お客様の接客の他、メールでやり取りをしたり、
ブログを投稿したり、経理も行って、ホームページの制作も行う。

個人店の飲食店の方も多くも、
グループハグ型に属しているのでは?と思います。

②スラッシュ型(アプローチ)

スラッシュ型(アプローチ)は、
複数の職業にまたがって仕事を行います。

名刺に記載されている肩書き、
職業紹介にスラッシュ(/)が入るタイプで、

複数の仕事(職業)を掛け持ちしながら日常を送るというアプローチです。

具体例

例えば、

会社員/カウンセラー/アクセサリー作家

コンサルタント/カメラマン/(名刺には書かないけど、主婦)

など。

ある意味、仕事をしながら主婦業を行う方たちも
スラッシュ型(&グループハグ型)だと言えます。

③アインシュタイン型(アプローチ)

アインシュタイン型(アプローチ)は、
メインで仕事を持ち、安定的な収入を得ながら、
メインの仕事以外の時間(休み)に、副業、自分の好きな活動等を行います。

平日は会社にフルタイムで働きに行って、
週末の休みの日に別の仕事や自分の好きな活動を行う。

アインシュタインが実際にそうしていた様に
経済的に安定した上で、やりたいことをやるというアプローチです。

具体例

普段は会社員、空いている時間にオンラインで事務代行の仕事を行う。

アルバイトやパートをしながら、自分の好きな音楽の活動を行う。

等、アインシュタイン型(アプローチ)の方はけっこう多いのではないかな?と思います。

④フェニックス型(アプローチ)

フェニックス型(アプローチ)は、ある業界に数ヶ月、
または数年働いてから、
突然方向転換をして新しい業界のキャリアで働き初め、
Aという業界から⇒B⇒C⇒Aの様に
キャリアを変えながら働いていくアプローチです。

元の業界に蘇って働くことから、フェニックスの名前がつき、

複数のことをこなすのではなく、
一つのことにしばらく集中して取り組みたい
マルチポテンシャライトにとってよい働き方です。

具体例

①Aという業種(会社)に3年間勤務

②⇒次にBという業種(会社)に5年間勤務

③⇒次にCという業種(会社)に半年間勤務

④⇒Bという業種(②とは別の会社)に転職

転職を転々と繰り返すタイプの人は
このフェニックス型アプローチにあたる人が多いと思います。

HSPにもマルチタスクが得意な人がいる

よく、ネット上などで、HSPのあるあるとして
「マルチタスクが苦手」
という文章を見かけることがありますが、
マルチタスクが得意な人も意外と多くいます。

傾向的にはHSP型HSSタイプの人が多い傾向がありますが、
非HSS型HSPの人でもマルチタスクが得意だったり、
苦にならずにこなす人もいます。

マルチタスクに限らず、
HSPあるあるが当てはまらない人も多く、
最終的にHSPは一つの資質であり個性であるので、
「HSPだから」という視点で見ていくのではなく、
その人自身の「個性」を見ていくことが重要です。

そもそも、環境や慣れといったものの影響も受けますし、
人間はある意味マルチタスクが出来る様にできているので、

苦手である理由を紐解いていくと、意外な原因があったりもします。

初めて自転車を乗れる様になるために、
かなり時間がかかる人もいれば、
時間がかからずすぐに乗れる様になる人もいます。

ハンドル操作(手を使いながら)、
バランスを取りながら、
ペダルを漕ぎながら(足を使いながら)、
目で周りを確認したり、
音を聴きながら安全を確認しながら
同時に沢山のことをこなしながら自転車に乗れる様になる訳で、

HSPでも条件や環境が整っていれば
マルチタスクもこなすことができます。

(心身の癒しと共に、様々な影響を受けづらくなり、マルチタスクが平気になることもよくあります)

マルチポテテンシャライト・お役立ち情報

【書籍】
マルチ・ポテンシャライト 好きなことを次々と仕事にして、一生食っていく方法

【イベント】
宮城景花「マルチ・ポテンシャライトの集い〜器用貧乏と言われ続けた人へ〜」
※詳しくは手紙社のイベントなどをご覧ください

※上記イベント参加後にFBグループに参加ができるので、僕自身も所属しています。

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